曽根院長先生と野木医師の対談
大塚肌クリニック 曽根 由美子 院長先生:
先生とは総合病院で勤務していた際、女性の患者様の疾患についてよく意見交換しておりましたね。今回もまた色々聞かせていただけたらと思います。
かなでる女性クリニック日野 野木 医師:
そうですね。当院では最近、陰部の蒸れに対して脱毛を開始しましたよ。
曽根院長:
陰部の蒸れに対して脱毛ですか。なるほど。確かに外用や下着を工夫いただいても効果がない方にはいいですね。当院では介護の際に陰部に毛がない方が傷も発見しやすく清潔に保ちやすいため陰部脱毛をオススメしておりますが、蒸れる方にもオススメしてみようかと思います。
曽根院長:
他に皮膚疾患関連で先生のところに受診される患者様はいらっしゃいますか。
野木医師:
婦人科にニキビの方が相談にきますよ。生理前に必ずニキビになる方の予防として自費でピルを希望される方はいますね。妊娠希望時は使えませんが、7割?くらいの方は改善されていますかね。内服していると卵巣癌・大腸癌になりにくくなりますしね。
曽根院長:
ピルを飲まれている方多いですよね。月経痛にも効果ありますしね。当科ではニキビは診療ガイドラインに沿ってまず保険治療から行っておりますが、様々な治療をトライしても中には改善しない方もいらっしゃいますね。その際は皮膚科でも自費治療をお勧めすることがありますが、AZA外用やイソトレチノイン内服、フォトフェイシャルが最近は人気ですね。
妊娠中の方の治療選択肢は少ないですが、妊娠中でも継続いただける治療もありますので是非ご相談いただきたいですね。
曽根院長:
他にはどのような疾患がありますか。頭皮のびまん性脱毛に関してよくご相談させていただきましたよね。今でもびまん性脱毛に関しては原因疾患がないか当院で採血すると共に、ホルモンバランスの乱れなどないか、かかりつけの産婦人科にご相談いただくことが多いですね。
野木医師:
そうですね。直接脱毛に関して産婦人科にご相談いただくことも多いですよ。女性ホルモンの急激な変動で抜けることも多いですしね。ホルモンの変動がおさまるとまた生えてくることもあります。ホルモンの異常がある場合、ホルモン補充療法で安定させたりすることもあります。
曽根院長:
産婦人科の先生にも見ていただけると本当に助かります。原因疾患があればその治療から開始いただくのが良いかと思いますが、原因疾患が見つからないことも多く、円形脱毛症などに比べ治療に難渋することは多いです。
保険治療薬として、ガイドライン推奨度がC1(行ってもよい)の外用薬はあるのですが、ガイドライン推奨度A(行うよう強く勧める)のミノキシジル外用は自費治療薬ですね。他ガイドラインで記載されている治療はほとんど自費治療になりますね。他、オグシ内服やミノキシジル注射なども当院ではご用意しており、オグシ内服されている方は多いかと思います。














